「チーズバーガーを2つ買う方がダブルチーズバーガーよりお得じゃん!」
誰もがマクドナルドで疑問に思う「あの」謎について調べました。
マクドナルド(マック)のメニュー表を見たことのある人なら一度は疑問に思う、チーズバーガーとダブルチーズバーガーの価格設定の疑問。
そこには全世界に展開し、世界中にハンバーガーを提供しているマクドナルドならではの秘密がありました!
チーズバーガー 200円
ダブルチーズバーガー 430円
単純に「チーズバーガー2つ=ダブルチーズバーガー」ではない
2024年3月13日現在、チーズバーガーとダブルチーズバーガーはそれぞれ1個200円と430円(どちらも税込価格)であり、単純計算でもダブルチーズバーガーを1つ買うよりチーズバーガーを2つ買う方が安い。
※全国の約240店舗(空港、駅・遊園地・サービスエリア・都市部の一部店舗)では価格が異なります(マクドナルド公式)
さらに、チーズバーガーには各々バンズやピクルスなどのトッピングも当然付いており、チーズバーガー2つを組み合わせてダブルチーズバーガーを組み立てた方が量の面でもお得になる。
みなさんも一度はそんなことを考えたことがありませんか?
実際にやると感じる「違和感」
お金が無い学生時代、「とにかく安くてボリュームを」と思い、安い上にバンズも1セットおまけ付きのチーズバーガー2つを分解しダブルチーズバーガーを作った私は食べた瞬間に「違和感」を感じました。
「知ってるダブルチーズバーガーと何かが違う…」
そう、明らかに正規のダブルチーズバーガーとは何かが違いました。
まず感じたのが「ポソポソする」ことでした。ダブルチーズバーガーを頬張った時の、肉汁が口一杯に溢れるあの感覚があまり感じられませんでした…
さらに「出来立て感が薄い」ように感じました。アツアツでは無くなっていたからです。
同じ材料で同じものを作り、同じように食べているのになぜこんなにも違うのか、当時衝撃を受けたのを覚えています…
「違和感」の正体
実はダブルチーズバーガーはパティとチーズを2枚ずつ重ねることで「乾燥を防ぐ」効果と「保温」の効果を生み出しているそう。パティが1枚の場合は肉汁が上下のバンズに吸われてしまうところを2枚重ねることで逃がさないようにしつつ、かつ温度を保つように作られている。
料理に大切なのは直接的な「味」だけではないことを教わりました…
それだけではない、価格設定で解る国内バーガーチェーン最大手の戦略
さらに、チーズバーガーには「誰でも気軽に食べれる」ようにあえて値段を抑えるようにされているという側面もあるそうで、多くの方にマクドナルドに来てもらい、セットメニューにちょっと追加したい方やサイドメニューやドリンクなどとセットで注文する方に向けた手頃なバーガーの役割を担うマクドナルドのマーケティング・経営戦略の工夫を感じることができます。
つまり「ダブルチーズバーガーの値段が高いのではなくチーズバーガーの値段があえて安く設定されている」という、値段設定を間違えているどころか、考え抜かれた賜物だということです。
まとめ
チーズバーガーとダブルチーズバーガーには値段の違いだけでなく「満足感」を追求するための味だけではない提供の工夫や、価格設定という経営面での考えの違いがあるのだと感じました。
チーズバーガーとダブチ(ダブルチーズバーガー)のレギュラーメニュー以外にもトリチ(トリプルチーズバーガー)やチーチーダブチ(チーズチースダブルチーズバーガー)、裏ダブチ、白ダブチ、辛ダブチ、はみトリチなど人気ナンバーワンとされているマクドナルドの主力商品なだけあり期間限定商品も多く登場しており、今後も更なる発展が楽しみです。
マクドナルド公式ホームページ https://www.mcdonalds.co.jp/
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